今年もあとわずかとなり、寒さ厳しい今日このごろ、赤い南天に白の水仙をそえて、生けてみました。
南天は、俗に難を転ずるとたとえられ、輝かしい年になりますようにと思い、活けました
（花材）南天、水仙
（花器）水盤
（花型）自由花
師走の寒さに耐え、淡黄色でひかえめに下を向けて枝にぴったりとつき、高雅な香りを放ち、気ぜわしい心を和ませてくれます蝋梅に椿を添え、過ぎし一年に感謝を込め迎える年の幸多いことを願い活けました。
（花材）蝋梅(ろうばい)・椿
（花器）なまこ
（花型）投入れ
私事ですが、華道連盟の役員の一員として、平成の時代に、この会館のギャラリーに花を活ける行事に関わることが出来、とても幸せでした。最後の花を飾らせていただきます。
ありがとうございました。
（花材）ロウバイ・（椿）ワビスケ
（花器）青磁
（花型）逆勝手投げ入れ
晩秋の訪れとともに、木々の梢も美しく紅葉し始め、実物は赤く色づき始めます。
つるうめもどきの可憐な実が目にとまる頃には、肌寒さも増し行く秋を感じます。
（花材）つるうめもどき、アンスリューム、ラン、ゴム
（花器）変形コンポート
（花型）自由花
畑に植えたシルバープリベット。十五年間かかりました。シルバープリベットですが、なか々大きく育ちません。ようやく使ってみました。生花に生けてみました。
（花材）シルバープリベット
（花器）薄端
（花型）生花
今年も残り少なくなりました。
暑い夏も過ぎ、今年の秋は紅葉がゆっくり見られないうちに冬になりそうです。
そこで、この花を見て秋を楽しんでいただければと思います。
（花材）松、ウメモドキ、バラ等
（花器）陶器
（花型）立華
緑から紅や黄へと染まる。
深みゆく秋。
自然の、美しく、不思議な変化に、畏敬の念をいだきながら、移り変わる季節を表現しました。
（花材）竹と和紙のオブジェ、アンスリウム、ドラセナ、フウセンカズラ、ヒペリカム
（花器）陶器
（花型）自由
季節感が薄れていると言われる今日。高い山の頂には雪が冠り、草木は紅や黄に色づき、季節の移ろいを感じています。
絢爛で美しい色のハーモニーを、楽しめる頃です。深まりゆく秋を生けてみました。
（花材）つる梅もどき、ピンクッション、アンスリューム、ナルコユリ
（花器）水盤
（花型）自由花
