2月27日~3月4日華道ギャラリー
正統則天門華道/大矢 恵子
暖かい日ざしが、春の訪れを感じさせます。3月の桃の節句に因んで、桃の花を活けました。
「桃にそえて 挿す菜の花のひかりかな」久保田 万太郎
(花器)花瓶
(花型)投げ入れ
(花材)桃の花・菜の花
暖かい日ざしが、春の訪れを感じさせます。3月の桃の節句に因んで、桃の花を活けました。
「桃にそえて 挿す菜の花のひかりかな」久保田 万太郎
(花器)花瓶
(花型)投げ入れ
(花材)桃の花・菜の花
梅一輪一輪ほどの暖かさ。
また木々は、節分を過ぎると働き始めると云われ、節分も過ぎ二月も末を迎え、梅が咲き始め、木偏に春と書くつばきが、初春を告げています。
真と副に梅、体に椿を配し、生花新風体で初春を表現しました。
(花材)梅・椿
(花器)銅器(永年の友)
(花型)生花新風体(二種生)
野山、里に春が来て、桜が咲きほこり、菜の花には蝶が舞う。
待ち遠しいです。
(花材)シャレ木・五葉松・桜・ラン・椿の葉・菜の花・他
(花器)土器
(花型)立花新風体
色鮮やかな花々の競演
美しく誇り高きアマリリス
門出を祝うスイートピー
黄緑色のフリルドレスが
春風に揺れる雪柳をまとう・・・
さあ、
春の舞踏会が始まります。
(花型)色彩盛花 多種挿し
(花器)小判型水盤
(花材)アマリリス・雪柳・スイートピー・菜の花
トサミズキは、黄白色の小花が花序になって下垂します。花言葉に「清楚・優雅・伝言」があります。「優雅」は淡黄色の鐘形の小花が穂状に垂れて咲き、その花びらの間から、紅色のおしべをのぞかせる上品な美しさに因むと言われます。
(花型)生花
(花材)トサミズキ・白玉椿
(花器)末広
蝋梅とはいえ、梅の木とは少し違い、ロウ細工のような黄色い花を咲かせ、良い香りがします。
新しい歳が始まりました。蝋梅には「先見」という花言葉があります。良い年になるように願いを込めて活けました。
(花器)双耳不遊環青磁唐草花瓶
(花型)自然花 投げ入れ
(花材)蝋梅(ロウバイ)・椿・ユリ・ストック
「おもと」の名は株が大きい「大本」に由来し、万年青は、常緑の葉を意味する漢名をそのまま用いたものであります。外側の古葉と古葉の内側から新葉が出生し、新葉が成長すると、その内側から又新葉がと繰り返され、永続性の象徴と考えられてきました。
(花型)生花
(花材)万年青
(花器)志野焼末広
厳しい寒さが続きますが、少しでも春を思わせる草木があると心がほっとします。
花のようにおだやかな世相を願いながら、生けてみました。
(花材)柳・グロリオーサ・松・椿・かすみ草
(花器)コンポート
(花型)自由花
令和五年一月一日、今年こそ良き年であります様にと、元日を迎えましたが、「コロナ派とインフルエンザのダブル流行に注意を」の新聞記事に目が止り、難が転ずる事を願い、南天を主役に、立花新風体を生けました。
(花材)南天・松・梅・水仙・桧・伊吹・モチの実
(花器)銅器
(花型)立花新風体
ひいらぎ南天は、中国・台湾などに分布する常緑低木で、江戸時代初期に日本に入りました。
何かと忙しいこの時期、ホッと一息ついていただければ幸いです。
(花器)粉引壺
(花型)投げ入れ
(花材)ひいらぎ南天・ピペリカム