1月15日~1月20日華道ギャラリー
小原流/岩田 豊美
琳派調いけばなとは、桃山時代後期に興った琳派絵画を背景として、装飾性・意匠性を植物で表現する小原流の挿花です。
変わらぬ日常の中で、花に向き合える事に感謝し、伝統文化を少しでも伝えられる事を願い、いけました。
(花材)菊(アナスタシア)・ピンポン菊・小菊・苔木・オタフク南天・ジャノ目松・ランの葉
(花器)扇面花器
(花型)琳派調いけばな
琳派調いけばなとは、桃山時代後期に興った琳派絵画を背景として、装飾性・意匠性を植物で表現する小原流の挿花です。
変わらぬ日常の中で、花に向き合える事に感謝し、伝統文化を少しでも伝えられる事を願い、いけました。
(花材)菊(アナスタシア)・ピンポン菊・小菊・苔木・オタフク南天・ジャノ目松・ランの葉
(花器)扇面花器
(花型)琳派調いけばな
新しく成人式を迎えられた
皆様方をお祝いし、
エールを送ります。
明日への希望と情熱を
作品に込めました。
(花材)着色雑木オブジェ・ストレリチア・かすみ草・ヤツデ
(花器)陶器
(花型)自由
明けてすぐの「令和六年能登半島地震」何だか不穏な年が始まりました。
どうかこの花のよう、穏やかな平和な1年でありますように、お祈り申し上げます。
(花材)老松・ばら
(花器)薄端、遠州花器
(花型)不老長春
十二月、何かと気ぜわしい人々の背中に、木枯らしが吹きつけます。草木たちも、遠い春を思いつつ、息をひそめて佇んでいます。その様な姿の草木を、生けて見ました。
(花材)ズイキ・竹シャガ・菊
(花器)深鉢
(花型)生花新風体
厳しい寒さに耐えながら、美しい花を咲かせル椿に、とても大きな生命力を感じます。冬の里山に咲き誇る姿を、イメージして生けてみました。
(花材)椿
(花器)備前
(花型)投入れ
立冬も過ぎ、寒さも増してきます。野バラの実が赤く色づき、季節のうつろいを感じさせてくれます。アブライトの黄ばんだ間に、赤いバラの実が可愛く目にうつります。
(花材)野バラ・アプライト・ラン・アンスリューム
(花器)コンポート
(花型)自由花
秋には紅葉で彩られた山も、冬の到来で銀色に染められていきます。そんな季節の移り変わりをイメージしてみました。
元気に咲く花のように、寒い冬も楽しく過ごしたいものです。
(花材)着色枯れ枝・バラ・鶏頭・ガーベラ・パールアカシア等
(花器)陶器花瓶
(花型)自由花
新生花は、自然の草木三種類と定め、格調高く、単純な中にも余韻を感じさせる花姿に仕上げます。
寒さが増し、冬の到来を感じるようになりました。枝に雪が積ったように見える、コロンとした白い実が特徴的な可愛らしいナンキンハゼと、暖かい火を感じるアンスリュームを生けてみました。
(花材)ナンキンハゼ・旭葉蘭・アンスリューム
(花器)陶器
(花型)新生花
立冬が過ぎ紅葉も終盤にむかい、季節は寒い冬へ移っていきます。
作品は、SDGsを意識して造形的に冬を表してみました。どんなに冷たい風が吹いても雪が降っても、心を温かく保って冬を楽しみたいものですね。
(花材)和紙・緩衝材・デンファレ・かすみ草
(花型)自由花
ヒノキ科の常緑樹二種に色づいた花梨や柘榴を対比させ季節の移ろいを表現してみました。
器との調和を意識して印象的なナタマメを添えると、実物同士が相併って一味違った秋への思いが演出できました。
(花材)ローソンヒノキ・コノテガシワ・柘榴・花梨・刀(ナタ)豆(マメ)・小菊・他
(花型)自由型
(花器)創作花器