12月4日~12月9日華道ギャラリー
池坊(岐阜)/中村 久恵
立冬も過ぎ、寒さも増してきます。野バラの実が赤く色づき、季節のうつろいを感じさせてくれます。アブライトの黄ばんだ間に、赤いバラの実が可愛く目にうつります。
(花材)野バラ・アプライト・ラン・アンスリューム
(花器)コンポート
(花型)自由花
立冬も過ぎ、寒さも増してきます。野バラの実が赤く色づき、季節のうつろいを感じさせてくれます。アブライトの黄ばんだ間に、赤いバラの実が可愛く目にうつります。
(花材)野バラ・アプライト・ラン・アンスリューム
(花器)コンポート
(花型)自由花
秋には紅葉で彩られた山も、冬の到来で銀色に染められていきます。そんな季節の移り変わりをイメージしてみました。
元気に咲く花のように、寒い冬も楽しく過ごしたいものです。
(花材)着色枯れ枝・バラ・鶏頭・ガーベラ・パールアカシア等
(花器)陶器花瓶
(花型)自由花
新生花は、自然の草木三種類と定め、格調高く、単純な中にも余韻を感じさせる花姿に仕上げます。
寒さが増し、冬の到来を感じるようになりました。枝に雪が積ったように見える、コロンとした白い実が特徴的な可愛らしいナンキンハゼと、暖かい火を感じるアンスリュームを生けてみました。
(花材)ナンキンハゼ・旭葉蘭・アンスリューム
(花器)陶器
(花型)新生花
立冬が過ぎ紅葉も終盤にむかい、季節は寒い冬へ移っていきます。
作品は、SDGsを意識して造形的に冬を表してみました。どんなに冷たい風が吹いても雪が降っても、心を温かく保って冬を楽しみたいものですね。
(花材)和紙・緩衝材・デンファレ・かすみ草
(花型)自由花
ヒノキ科の常緑樹二種に色づいた花梨や柘榴を対比させ季節の移ろいを表現してみました。
器との調和を意識して印象的なナタマメを添えると、実物同士が相併って一味違った秋への思いが演出できました。
(花材)ローソンヒノキ・コノテガシワ・柘榴・花梨・刀(ナタ)豆(マメ)・小菊・他
(花型)自由型
(花器)創作花器
松月堂古流の流祖、是心軒一露居士様により創流された流派です。
正花、相令、通用、体留の役枝を(五体)を配当して活けます。葉蘭は大葉物の代表で鶴翼組にします。いける時は、狭い方を手前にしていけ、仮留に花物を用います。葉蘭のもつ伸びやかさ美しさ風雅さを活けてみました。
(花材)葉蘭
(花器)唐銅薄端
(花型)生花
記録的な暑さを乗り越えて…草木は逞しく生き、美しい実を付け秋を迎えた。
シャレ木とツルウメモドキの可愛い実の出会いに秋の風情を感じて頂けたらと思います。
(花材)シャレ木・ツルウメモドキ・ウィリーブッシュ・ヘリコア・ブルーキャッツアイ・ラビットファン・シマフトイ・ベコニア他
(花器)陶器
(花型)立花新風体
気持ちよく晴れた秋空は、心身共が健やかになります。「フォックスフェース」名前どおり狐の顔のような形の実が、おどけた表情を見せるのが面白い。又それぞれの個性が集まって、1つの花形を作っているのも楽しいものです。
(花材)フォックスフェース・ハイビスカスの実・椿の実・オクラ・菊
(花器)白の陶器
(花型)自由形
朝夕、めっきり涼しくなりました。秋本番です。
よく晴れた秋空の下、風に揺れて群れ咲くコスモスを生けました。
黒色に着色した柳葉ミモザアカシアの舞台で、コスモスの競演です。
(花材)柳葉ミモザアカシア・コスモス・シダレザーファン
(花器)陶器 自由花瓶
(花型)自由花
仲秋の名月も過ぎ、やっと朝晩涼しくなり、稲穂が実り秋の訪れを感じるこの頃です。
今日は、池坊の花型立花新風体です。カラーと山シダの出会い、そしてかれ枝を配置することで、一歩一歩進む季節の移りを描いて制作しました。
(花材)山シダ・カラー・とくさ・としょうのかれ枝・ しゃれ木・ヘリコニア・カルーナ・ウーリーブッシュ・ユーカリ・スイカペペロミア・松
(花器)陶器
(花型)立花新風体