開館15周年、おめでとうございます。記念の年にサラマンカホールで、スペインの名門オーケストラ、ビルバオ交響楽団と協演させていただけるのは、本当に幸せです。昨年の秋、ビルバオ市まで行き、現地でこの素晴らしいオーケストラと録音してきましたが、みなさんが演奏を本当に楽しんでいる姿に心打たれました。当日はきっと素晴らしい演奏会になると思います。是非聴きに来て下さい。
MESSAGE/荘村清志
開館15周年、おめでとうございます。過去15年間に素晴らしい演奏をされた、数多くの演奏家と同じ舞台で演奏出来ることを大変嬉しく思っております。また、“スペイン”が誇るビルバオ交響楽団と“スペイン”の曲を協演できることも、私にとってこれ以上の喜びはございません。公演当日、私の演奏で、皆様に“スペインの風”をお届できればと思っております。ご来場をお待ちしております。
MESSAGE/南紫音
ビルバオ交響楽団 Bilbao Symphony Orchestra
1922年設立。アランバリ、ブルゴス、メナなど多くの芸術監督を迎え、2008年からはギュンター・ノイホルトが指揮者兼芸術監督を務めている。長い歴史の中で、アルボス、ベンダ、マルケヴィチ、デュトワ、アセンシオ、チェッカートら多くの著名指揮者が客演している。またルービンシュタイン、ティボー、ホロヴィッツ、クライスラー、シゲティ、シェリング、ロストロポーヴィチ、マイスキー、イエペス、ラローチャ、ポゴレリッチ、ランパル、ムローヴァ、F.P.ツィンマーマンや、ドミンゴ、パヴァロッティとも共演している。また、作曲家のラヴェル、グリーディ、ペンデレツキたちもこのオーケストラを指揮して自作を演奏した。2003年、ゲルギエフの招きにより、サンクトペテルブルク建都300周年記念式典の一環としてメナの指揮によりマリインスキー劇場で演奏した。この公演を機に国際的な演奏活動が盛んに行われるようになった。
フアンホ・メナ[指揮] Juanjo Mena , conductor
スペインのヴィクトリア生まれ。マドリードで、E. ガルシア・アセンシオのもと指揮を学び、王立高等音楽院の名誉賞を受賞。さらにドイツに渡りチェリビダッケに師事する。
同時に、バスク地方の数多くのオーケストラで、プロ指揮者としての道を歩み始める。ワシントン・ナショナル交響楽団、オスロ・フィル、ベルゲン・フィル、ミラノ・スカラ座管弦楽団などにも招かれ、有望株として注目されている。1999年2008年までビルバオ交響楽団首席指揮者兼芸術監督として手腕を発揮し、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場首席客演指揮者を経て、現在はベルゲン・フィルハヘモニー管弦楽団の首席客演指揮者を務めている。日本には、2007年5月東京国際フォーラムでの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」にビルバオ交響楽団とともに初来日、色彩感あふれる華やかな演奏で満場の聴衆を魅了した。
荘村清志[ギター] Kiyoshi Shomura , guitar
9歳よりギターを始める。1963年に巨匠イエペスに認められ、翌年スペインで氏に師事。 67年と68年にはヨーロッパ各地でリサイタルを行ない、69年の日本デビューで、「テクニック、音楽性ともに第一人者」との高い評価を得た。71年には北米で28に及ぶ公演を行い、国際的評価を不動のものにした。74年にはNHK教育テレビ「ギターを弾こう」に講師として出演し、一躍全国にその名と実力が知られることになった。日本人作曲家にも多数作品を委嘱、新作の初演にも意欲的である。とくに武満
徹には74年に「フォリオス」、93年に「エキノクス」(初演94年)を委嘱し、ギタリストにとって重要なレパートリーの一つとなっている。「ギターのための12の歌」は荘村清志のために編曲され77年に初演・録音、「森のなかで」を96年全曲初演を行った。
レコーディング活動も積極的に行ない、EMIミュージック・ジャパンより数々のCDを発売している。 2007年6月〜8月期にNHK教育テレビ「趣味悠々」のギター講師として再登場し、改めて日本ギター界の第一人者として全国にその名をとどろかせた。
2008年には、ミラノ弦楽合奏団との全国ツアーを行い好評を博す。また同年、スペインにてビルバオ交響楽団の定期演奏会に出演し、地元の聴衆から熱狂的な歓迎を受けた。今年7月にはビルバオ交響楽団との日本ツアーを行い、それに先立ち同じカップリングで初の「アランフェス協奏曲」を含むCDを6月にリリースする。
現在、東京音楽大学客員教授。
南 紫音[ヴァイオリン] Shion Minami , violin
1989年北九州市生まれ。3歳よりヴァイオリンを始める。これまでに篠崎永育、篠崎美樹、西和田ゆうの各氏に師事。現在、原田幸一郎氏に師事。桐朋学園大学在学中。
2004年よ第13回アルベルトクルチ国際ヴァイオリンコンクールで僅か15歳にして優勝。2005年には、ロン・ティボー国際音楽コンクール第2位を受賞すると共に、リサイタルで最も優秀な演奏をした者に贈られる「サセム賞」も受賞。2007年フランスのリール国立管弦楽団との協演で好評を博す。そのほか海外では、サンカルロ歌劇場管弦楽団、ミラノ・スカラ座室内合奏団とも協演を果たしている。
2007年サントリーホールで行われたロン・ティボー国際コンクール・ガラコンサートに2年連続で出演。今後も国内外での更なる活躍が期待されている。
2005年北九州市民文化奨励賞、2006年福岡県文化賞受賞。2008年3月にユニハーサルミュージックの新レーベル「UCJジャパン」の第一弾アーティストとしてCDデビューも果たした。
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